新雪に、 映る我影踏みしめて 、 思わずくぐる暖簾の先に、 熱気溢れる寸胴が、 ああ、この胸のときめきは昔も今も変わらない… 、
遂に出てきたラーメンの、一つ一つの具材が饒舌に語りかけて来る。 輪切りのネギ達さえも… 、 よしよし分かった分かったと心で返し、 先ずはスープをひと口、 あ、旨し! 麺をひと口、スープもひと口、 後はメンマやチャーシュー、海苔やネギ達を上手く口中で麺 と絡ませながら一気に食べ進む! そして途中で、 フ~ッ とため息をする? ・ま、したくないのに無理してする事もないが…、 そして又一気に食べるのだ! そして最後に又ため息を… ? あー旨かった♪ ご馳走でしたと勘定を済ませ、 店の外に出て見れば 迎えてくれる満天の 星達… 、 ああ、なんて幸せなんだ! さあ、早く帰ってブランデーでものんで 寝よう、明日のラーメンの為に… 太¨郎